2015.02.12
GUINESS WORLD RECORDS 町おこしニッポン
紀州みなべ 梅干しおにぎりで世界記録に挑戦!
わが町、和歌山県日高郡みなべ町で「おにぎりで世界記録(ギネス)に挑戦」する催しが来る2月15日に開催されます。紀州梅香もスタッフを連れて参加したかったのですが申し込みに行った時は締切の状態で、あっという間に店員オーバーになったそうです。
1名のみ取材に入らせて貰えないかとお願いしたところ、知名度のある新聞社以外はダメだと断られました…(笑
今回の企画、大変おもしろくブランド向上に少しは貢献しそうに思いますが、一方で「南高梅発祥の地、みなべ」のブランド向上に対する町全体の考え方がイマイチばらついているなと改めて思いました。
その理由は、昨年「JAみなべ」がついに「みなべ」との決別をしたことにあります。
正確には前回合併後のJAみなべ・いなみからですが。
日本一の出荷量を誇るみなべ町のJAから「みなべ」の文字が消えることは、それだけ我が町の露出が減るとういことになります。
これはプロモーション、CMが減るという事になっちゃうんですよね。
高速道路を降りてすぐにある大きなJAの看板から「みなべ」が消える等、様々な所で「みなべ」の文字の消滅が起きています。ちなみに現在は大きな合併の結果「JA紀州」という名に。
紀州とは和歌山県~三重県南部までを指す土地なので問題の本質は大きなものです。確かに紀州のほうが知名度があるのは分かります。
しかし、合併のリスク、ブランドの希薄化リスク、それらについてどれほど検討されたのでしょうか。
さらに重ねると、現在みなべ町は世界農業遺産の申請に向けて進んでいます。
それを考えると尚更、尚更「みなべ」というブランドを消滅させた決断には疑問を感じざるを得ません。
どうなることやらですが、うちはそんな流れに負けずに消された「みなべ」のブランドを背負って販売していきたいと思います。
実はうちの製品ラベルに「みなべ MINABE」を付けたのはそういう理由があるんですよね。
本当は紀州梅香を冠にして会社名のブランド向上を最優先と思ってたのですが、、
頑張らねばです。