2020.06.14

アボカドの接ぎ木結果(アボガド)

3年前からアボカド(Avocado)の育成にチャレンジしています。
日本ではアボガドと呼ぶ人も結構多く自分もそうでしたので件名にアボガドも追加しています。まぁ検索用ですね(笑
最初の冬はハウスに入れていたのですが、何が原因なのか分からないのですが突如全ての品種が枯れ始め、ハウスから出しても回復することなく、見事なまで全滅。原因は昼間に温度が上がりすぎたのかと思いましたが、ならば外に出したタイミングでどれかしらが少し位は回復しても良かったと思うのでそれも違う。
おそらくは塩かなと思っています。梅干しを干す作業していたハウスの一角に並べていたので、塩が舞い上がって葉と土に付着して枯れ言ったのではと。

そして昨年再び以下の苗を買いました。

A ウィンターメキシカン
A メキシコーラ
B エッティンガー
B フェルテ
B ベーコン
A ピンカートン

アルファベットは開花型でAとBを受粉させて初めて実なります。

今回は寒さに強い品種しか購入していませんんおで全て屋外で越冬させ、1つも枯れることはありませんでした。

春になり苗達が成長してきたので、少し遅くなりましたがGW明けに接ぎ木をしました。通常は3月上旬~4月上旬のようです。台木はスーパーで買ったアボカドの種から育てたハス。昨年の秋に蒔いたものなので幹の直径は5ミリあるかどうかというサイズですが、気にせず接ぎました。

穂木は以下3種。

A ウィンターメキシカン
B エッティンガー
B ベーコン

ベーコンは1週間で茶褐色となり、そのまま失敗へと。
ウィンターメキシカンとエッティンガーは2週間程しても青く、3週間程で芽が少し肥大してきました。

アボカド エッティンガー 6月5日


写真上、6月に入るとエッティンガーの芽は大きくなり始めました。一方ウィンターメキシカンは大きくなりません。

そして本日6月15日は以下の写真の通り、エッティンガーはほぼ成功と言えるでしょうが、ウィンターメキシカンは枝全体が茶色になり始め、これはもう失敗ですね。

アボガド エッティンガー 接ぎ木 6月15日

アボガド エッティンガー 接ぎ木 6月15日

アボカド ウィンターメキシカン 接ぎ木 6月15日

アボカド ウィンターメキシカン 接ぎ木 6月15日

成功が1つとは言え、遅い時期に接ぎ木をして成功したのだから、これはいけると思いました。まぁ教科書通りにやればあまり難しいことではないのですが… そして調子にのって今日、再び上記3種類を接いでみました。時期的に無理だとは思いますが成功すれば成長している間はどんどん接いでいこうと思っています。

収穫はいつになるでしょうね。根域栽培栽培をすれば4年後に、、、なんて思ってます。購入した苗は今年で3年生になりましたので、うまく育てれば2年後には収穫できるかな?気長にと思ってますが、管理を怠ったりすると1年、2年の苦労が水の泡になるので気を付けなければです。

ではでは。

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