2013.10.18
記録
秋の接ぎ木をおこなった。
穂木はNK14で、南高梅と受粉樹として植えている数種類の小梅達に。
NKは受粉樹になるからだ。
しかも梅の品質は南高と同程度、あるいはそれ以上とも言われている。
3年以内に受粉樹として植えている小梅を4分の1に縮小できればと考えている。
小梅類は受粉樹として植えているので大きな無駄になっている。
南高は自家受粉しないので、受粉樹が必要なんだけど、
受粉させるには接ぎ木をするのが最も効果的でスペースの無駄が生じない。
スペースだけでなく肥料や剪定にかける時間も省ける。
その時間を経費にすると10万位違ってくる。
さらに受粉樹の場所に南高等を定植されれば1本あたり3万円近い増収になる。
10本だけで30万も変わる計算となる。
こうやって数字にすると、植えたのが親とは言え
それでも今までがいかに勿体ないことをしていたかが良く分かり、ちょっとガーン…ってなっちゃいます。
凄く単純な事だけどこういう事をしている農家は少ない。
ただ、地元の新聞を見ると最近は増えてきているみたい。
例えば苗木の販売に最初から南高に小梅を接いでおけば良いのだけど、そういう事はあまりされてない。
JAもしていない。今度理由を聞いてみよう。
というわけで今月中に100カ所程にしたいけど穂木がちょっと足りないので目標60箇所。