2019.03.01
8ブランディング社 西澤代表主催のセミナー参加のため、東京に行って参りました。
ゲスト:成瀬・猪熊建築設計事務所 猪熊純氏 成瀬友梨氏
内容:「シェアの場のデザイン」
紀州梅香で初めて梅干を作り、自ら売り出す時にどのようにブランドを作り、育てていこうかと考えた時に、最も参考にしたのが8ブランディング代表の西澤さんが執筆した「ブランドをデザインする!」なんですが、その縁があっての受講参加です。
実は西澤さん主催のイベント参加はこれが2回目。1回目は3年程前だったと思うのですが、2日間のワークショップにも参加したことがあります。その時はチームを作り、自分たちが選んだ商品をあらたにリニューアル、つまりリブランディングして競うというものでした。ちなみに私が振り分けられたチームがダントツの1位となりましたと少し自慢を…笑 もちろんメンバーあっての結果ですが…
今回のセミナーは建築家を招待したもので「シェアの場のデザイン」に関してです。実は紀州梅香では現在新しい事務所と工場の新設を計画しており、そのネタ探しといいますか、知識やアイデアを吸収するために参加してきたんです。大きな大きな投資になるので、練りに練らないといけませんから。また、最悪のケースですが、例えばなんらかの理由で事業継続ができなくなった時に、第三者にとって利用価値があるものにしたいのでその点でも、色々と悩んでまして、そんな時に8newsがメールボックスに入ってきたんです。
内容を見てこれだ!と思いました。
最近シェアハウスやシェアオフィス、コワーキングというサービスが出てきているじゃないですか。私自身、シェアオフィス・コワーキングスペースのある場所には何度か行ったことがあって仕組みは分かっていたのですが、その施設は何かが違うなぁって思ってたんですよね。そもそもあまり深く考えることもなかったんですけど…
今回のセミナーはこれらを企画、設計しているプロ中のプロだったんです。そこで、自分なりにネットや本等で勉強したのですが、もう渡りに船で、参加しないわけにはいかないと。
セミナーでは西澤氏、猪熊氏、成瀬氏の3人から、地方、空き家、高齢化社会、医療・福祉、そして311の復旧等色々出てくるわで、これらは紀州梅香やこの地域にとって対岸の火事ではなく、もはや煙が立ち上ってるものなんですよね。
事務所、工場新設計画において、それらの問題に対してうちで解決、あるいは準備し、地域に対しても貢献していけることがきっとあるはずだと思い、また考えられるようになったのは、このセミナーでの大きな収穫となりました。
そこでとりあえずの詰め込みたい新設計画は以下。
・海、港、木々、集落が見え、津波に襲われない高さ。
・コワーキングスペースを設ける。
・子供スペースを設ける。
・災害があった時には特に必要とされるであろう業種を1つ誘致する。
・レストランバー併設。
書いては見たものの土地の開発から始まるので、そもそもそんな資金ないだろう…って所からスタートですが、努力次第ではできることだと思うので、目指してみようと思います。
飲食系は自社でやりたいと言う思いが強かったのですが、この際、外からひっぱってくるほうがいいかなとも思ってます。というわけでこれらの計画に興味を持ってくれそうな人や協力者などを探していかないとです。
そしてもっともっと勉強と仕事をせねばです。