2015.04.22
5月のゴールデンウィークからとある大きなお店に紀州梅香の梅干しが並ぶ事になりました。名前を出したいのですが、まだ「並んだ」という事実がないので残念ながら伏せさなきゃなりません(涙
今回、なんとも嬉しいことに限られたスペースではありますが、陳列デザインもある程度自由にやらせて頂くことになり、連日悩んだ結果「紀州梅香は何をしたいんだ?したかったんだ?」と初心を思い出すことにしました。
うちは里と農の再生や循環農法を大切にしているので、それを考えるとやはり地元の建材に辿り着き、本日畑の一角にある杉と檜を切り倒してきました。
直径が30センチ程なので樹齢は約70年、つまり戦後に植林されたもので、会った事のない曾祖父が植えたんだと思います。
林の間伐を行えて、尚かつそれを利用できる。しかも曾祖父の仕事を引き継ぐ。
なんとも不思議で感慨深く、嬉しいものです。
ただ、1ヶ月位は乾燥させなきゃいけないので当日には間に合いません…
それでも色々工夫して紀州梅香らしさを出せるように当日を迎えようと思います。
必死で切り倒したのに根元の中心は腐ってました…涙
光が当たらなくなった結果、育ちが悪くなったのでしょうか。
やはり間伐は必要だなと思いました。
少し上の部分はぎっしり詰ってました!
左からスギ、ヒノキ、最後は・・・エゴノキでしょうか、、ちょっと分かりません。
樹形が素晴らしく庭木にぴったりだと思ったのですが、流石に掘り起こせずで切ってきました。
やっぱりヒノキですね。水分も少ないですし、何より香りが柑橘のように華やかで、枝を切っている時は山が華やかに香るようでなんとも言えない気持ちになりました。
木が出す香りって不思議な効果がありますね。