生産者と里の生態系、双方の健康を考え農薬散布量は各都道府県が発表している慣行栽培比から5割以上削減した作物のみを取り扱い、その他、殺虫剤や除草剤の取り扱い等いくつかの独自制限を設けています。

具体的な施策等

1. 生産者の健康を大切にする
農薬は効率良く優れた作物を作るには必要なものです。しかしながら農薬には劇薬と書かれたものもあり、生産者に対しては健康リスクが多少なりとも生じると考えています。 紀州梅香では消費者の安心だけでなく、このリスクを少しでも削減するために農薬散布量を制限しており、契約農家さんにも必ずこの基準は守って頂きます。

2.除草剤の取扱い
アメリカではラウンドアップ等に含まれているグリホサート成分が原因で病気になったとして数百億円以上の賠償請求が出るなど大きな裁判に発展しています。
一方、この裁判結果は大きな間違いであり、正しく使えば健康被害はないとの意見、そしてデータが数多く発表されている事も事実です。
それらを踏まえた上での紀州梅香の見解は以下の通りとなり、それを元に一定の制限を課しています。
(1)人へのリスクはあるかもしれない。
(2)生態系を狂わせる可能性が高い。
(3)表土が剥き出しになる事で土砂が流れ易くなり、結果として土砂崩れを引き起こしやすくなる。
以上の事から除草剤の使用は、指定基準値の2分の1以下に薄める事。散布回数は年1回のみとしています。
この数字は実際の生産者の声を元にしており、作業性を上げるためにはこの数値で十分ということで導入した数値となります。
なお、弊社で扱っている提携梅干しの南高梅を提供して下さっている農家さんは独自で3分の1にまで薄めて使用しています。
3.殺虫剤の取り扱い
生態系、特に梅の受粉を助けるミツバチ保護を目的とし、10以上の国で禁止されている3種類のネオニコチノイド系成分「クロチアニジン/イミダク口プリド/チアメトキサム」のうちいずれかが含まれている殺虫剤の散布を露地栽培(屋外)に限り禁止しています。
※ 契約時の年に関しては買い換えが必要になったり、すでに散布している場合があるので種類は問わず、翌年からの制約となります。