2016.04.01

南高梅の花が全日空の「翼の王国」に

全日空 機内誌(ANA)翼の王国 4月号 紀州梅香

全日空 機内誌(ANA)翼の王国 4月号 紀州梅香

4月1日、各地で桜が満開になっている事でしょう。
そう思うと、少し遅れているように思えるかも知れませんが、2月上旬、全日空の機内誌である「翼の王国」の取材チームが花飾りを編むフラワーアーティスト、UMAHANA代表の大谷幸生さんと共に紀州梅香の農園に舞い降りてきました。
大谷さんは「日本の花を元気にしたい」と全国各地の生産者の所へ自ら足を運び、主にその土地を象徴するような花を使って花飾り、レイを編むアーティストです。

紀州梅香の農園には南高梅に限らず色々な梅の花があります。露茜、小梅、紅梅、古城、盆栽で人気のあるピンクの花びらを白の中に織り交ぜて咲く「思いのまま」等様々。
けれど大谷さんは「南高梅こそがここ紀州みなべを象徴する梅ですよね?だったら南高梅の花だけで行こう!」

ハッとしたと同時に嬉しかったです。

写真の2人はうちで働く谷本と渡邊。彼らなくして紀州梅香の農園はありません。
地元の梅産業を支えている自慢の2人です。

あ、もう1人、いや1匹か。うちのコーギー「さく」がいました。
衛生上、会社や工場には連れていくことはできませんが山には連れて行けます。
羊はいませんが、走り回っています。 ちなみに私の干支は羊です…(笑

そうそう、ここ紀州梅香がある地区はみなべ町堺といいます。実は今年の干支であるお猿さんが堺の神様なんです。犬と猿と言えば「犬猿の仲」と言いますので、昔は堺で犬を飼うのは良くないと言われていました。でも今はたくさんの人間達が犬と暮らしています。
堺のお猿さんは人間、犬、生き物を選ばない色んな生命を繋げる平和で優しいお猿さんです。

猿のお話でもう一つ、申(さる)年の梅は縁起物とされているのはご存知でしょうか?

紀州梅香は猿が宿る紀州みなべの堺にあります。
そう思うと色んな物語がひらひら見えて嬉しくなりますね。

大谷幸生さん、写真家 浅田政志さん、関係者の皆様、有り難うございました。

紀州梅香 高垣英夫

(記事は本日4月1日から並ぶANA機内誌の30、31ページに掲載されています)

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UMAHANA.com 大谷幸生氏
http://www.umahana.com/

写真家 浅田政志氏のオフィシャルサイト
http://www.asadamasashi.com/

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