2014.03.17
桜の蕾がほころびそうにな頃には梅の花はほとんど散っています。
調度その頃、梅の第一回目の防除が始まります。
うちでは本日が第一回でした。
今日は一部の園地のみで、残りは明後日となります。
JAS対応を進めている園地は科学系の防除は行わず自家製含めた自然由来の防除を行っていきます。
JASの認可は非常に厳しいもので、肥料成分も指定されており1%でも科学物質の入っているものはアウトとなります。
また、一度でも混入させれば最長3年間認可取得が送れる可能性が生じます。
ただ、いわゆる無農薬、科学系農薬・肥料の不使用等はちまたの書籍やマスコミで言われるような簡単なものではありません。
私が知らないだけかも知れませんが、自然系のものでカイガラムシなどに対抗できるものはないようなので
被害が広まれば樹勢はどんどん弱くなり果実も悪い物になります。
果たしてそれが本当に良いのか?と言う疑問が生じますが、
選択するのは消費者なので需要と可能性がある限り進めて行こうと思います。